5/23(sun) どうぶつしょうぎでいっぷく

 


どうぶつしょうぎcafe第二弾は深川・清澄白河にあるコミュニティーカフェ&ギャラリー「深川いっぷく」さんでおこないます!

[日時]2010年5月23日(日)11:00 open  16:00 close   おすきな時間にどうぞ

[場所]深川いっぷく(都営大江戸線・東京メトロ半蔵門線「清澄白河」駅A3出口下車徒歩7分

深川資料館通り商店街内 江東区白河3-2-15  03-364103477

[料金]1200円 おかし&飲み物つき 小学生以下無料

[対象]4さいから百歳まであそべます

[講師]ふじたまいこ(どうぶつしょうぎの絵を描いたおねえさん)

おしながき———–

・どうぶつしょうぎ  将棋を知らない方でもすぐにルールがわかります。ゆっくりくつろぎながら何回でもあそびましょう。

「深川いっぷく」特製お飲み物

珈琲からゆずネード、こんぶ茶まで。元調剤室の厨房から、元学校で使われていた机に運ばれる、至福のいっぷくをどうぞ。

・手作りマフィン(先着30食)

マクロビオティックの真鍋聖美さん特製の体にやさしい手作りマフィンで疲れた頭に栄養補給しましょう。どうぶつ性タンパク質が苦手な、ちいさなお子さん、授乳中のお母さんも安心。とってもおいしいですよ。(たまごや牛乳はいってないよ)

※5/15追記 いちごとバナナのマフィンになりました!

やさしい味で、みんないっしょに癒されましょう。

———

深川いっぷくってどんなところでしょう??

東京都現代美術館から歩いてすぐ。学校かな?と思うようなこじんまりとした小さなスペースに、懐かしい勉強机と椅子があります。



 


周囲にはあちこちから集まった、新しい芸術家さんたちの作品や、かわいい雑貨がたくさん。お店というより懐かしい家のような雰囲気で、常に誰かがゆる〜くくつろいでいます。なんとなく会話が始まり、「へえあなたそんなことやってるの!?」と発見が生まれる。来る人がみんなお友達になれる、行くたびに新しい人と出会える不思議なスペースです。

たとえばある日はこんなピーマン君がお迎えしてくれました。



 



「今日はピーマンやってます」なんて迎えてくれます。

 



次に行ったときは「亀やってます」。こんな亀女子達がどうぶつしょうぎであそんでました。

 



いっぷくcafeは普段から常にどうぶつしょうぎを置いてくれてます。最初に持っていったとき、「あ、これならこれがいいわ」と奥のほうから籠を出してきて、こんな風にディスプレイしてくれました。私がやってることと全く同じ(笑)!うれしくなりました。

手前は真鍋さんの手作りマフィン。亀cafeのときに試食させていただきました。ふわふわ・もちもちしていて衝撃的なおいしさ!!これがほんとにマフィン?とマフィン像がくつがえりましたよ〜。またこれを食べたいという一心で企画しました。

どうぶつしょうぎだけど、どうぶつ性たんぱく質はダメよ、という企画です(笑)。ちいさなお子さんも連れてぜひぜひ来てください。

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スチャダラ2010〜オールスター感謝祭〜@日比谷野外音楽堂

  • 10:41 Now wearing “こけしTシャツ”
  • 11:14 出発。初銀座まで自転車。充電きれたら帰りは涙目。
  • 11:20 月島経由にしてみる。つうか暑い。
  • 11:28 わたしはぞうさんとライオンさんのバッジをつけてます。見かけたらチケットください。
  • 11:35 築地なう。
  • 11:41 ナチュラルローソンATM なう。21世紀にもダフ屋っているんだろか。
  • 11:49 日比谷公園なう!!バスよりはやいかもしれん。
  • 11:52 フリーライブやってる!!これはslymongooseのひと?
  • 12:02 幸せだあ。もう満足かも。小音楽堂はすごい人。でもみんなまったりしてる。
  • 12:04 我に三ツ矢サイダーを。
  • 12:06 会場はこんな感じ。子連れ多い。サイケな格好した。http://twitpic.com/1m9p5j
  • 12:08 すでにまったりしてますよー RT @nao_cha: どこでもドアが欲しい……
  • 12:09 RT @scha_bot: 毎日みんなで口にするのは 「あぁ あいつも来てればなぁ」 って
  • 12:11 つぶやき忘れた >よかったー晴れてる こりゃついてる。
  • 12:15 塚本さん終了。すごいよかったー!前から二列目に来てみた。
  • 12:16 かせきさいだぁーーーーーー!!!!!!!きたああああああああ!!
  • 12:21 ど真ん中四列目に来てみた。 #scha
  • 12:22 「新曲です。さいだぁが止まらない」に会場から笑いがw #scha
  • 12:23 何故三ツ矢サイダー持ってこなかったのか。いま飲まずにいつ飲むんだ。自分に失望。
  • 12:26 たぶん下北slitz以来だと思うので15年ぶりですか。今日のかせきさいだぁさんは変なネクタイです。商談は100%通らなさそう。
  • 12:28 カバー曲「ときめきトゥナイト」を歌うかせきさん。
  • 12:29 団塊jr.以外にわかる奴いるのか、という。
  • 12:29 物理学的にはもう 三角関係の 一点だわ
  • 12:33 かせきさいだぁ聴きながら指導対局してる女流棋士がここにいるんだよな…なんという役得。
  • 12:37 次はロボ宙!!!!!やべえよまぢで。タダなんだけど豪華すぎ。
  • 12:40 来てよかったよ母ちゃん。
  • 12:45 入り口にベビーカーが四台も。
  • 12:59 ロボ宙のユニット素晴らしすぎる。本編よりいいまであるでこれ。
  • 13:09 参った。本編はこれを超えられるのか。
  • 13:11 将棋は現地で見なければならない。ライブは生で見なければならない。
  • 13:15 お次は渡辺俊美。お腹いっぱいです、母さん。
  • 13:20 これはもうHELLO WORKSもGET UP AND DANCEもやる流れなんでしょうね?
  • 13:32 ちはる&俊美の息子ステージに登場。親子ユニット!!すげー!
  • 13:36 トーイくん、歌うまい!まだ中学生ぐらい?すごいステージうまい!素晴らしいハーモニーに会場わきまくり。
  • 13:38 RT @SDP_ani: 日比谷なう!!。 http://twitpic.com/1ma957
  • 13:45 リハ始まってる。バリバリ外から聴けるからはいれなくてもここに居よう。
  • 13:45 ラムネなう。
  • 13:52 天久聖一ktkr RT @amahisa: いまからスチャダラ行ってきます。警備のバイトで。
  • 13:52 つーか、なんでこないんですかw RT @tekigi: うちの奥さんがちょう興奮。RT @drunkmar: 俊美さんのお子さん登場。声そっくりだなw
  • 13:53 リハ、バリバリHELLO WORKSやってる。ああもう社会復帰出来なくなりそう。
  • 13:57 やべえ焼きそば買ってる間に見逃した。RT @drunkmar: 原田郁子だけかと思ったらハナレグミとおおはた雄一が!!! #SDP_2010
  • 13:59 このフリーライブはBOSEの発案だとか。こういう空間を作りたかったって。ボーちゃんありがとう。堪能してる。
  • 14:27 ロボ宙参戦セッション鳥肌たった。幸せすぎで死ぬことあるのかな。
  • 14:28 本編はこれを超えられるのか?超えちゃうんだろうなぁ、やっぱり。
  • 14:31 クラムボンの中の人かっけー。
  • 14:41 チケットゲット!
  • 14:43 めっさいい声してたよ。オヤジ超えるんじゃないか。RT @nao_cha: トーイ出たの!?すげー RT @pie_co ちはる&俊美の息子ステージに登場。親子ユニット!!すげー!
  • 14:44 これは夢か?中入れるなんて。
  • 14:56 帰りたくない(もうかよ)
  • 14:59 花が届いております。 http://twitpic.com/1mbfzb
  • 15:07 大音楽堂は緑が少ないなあ。さっきの会場が早くも恋しい。
  • 15:08 ツアーTシャツ、だせえ(笑)
  • 15:11 まよわず行けよ 行けばわかるさ
  • 15:13 @usagitravel @nao_cha ありがとう。もう帰りたくない(いろんな意味で)
  • 15:14 行きますか
  • 15:17 RT @nrgirl: タカシくん、原田郁子ちゃん、おおはたさんのステージ素敵すぎた。 #SDP_2010
  • 15:18 西日がまぶしいオバチャンは、木の陰に隠れられるポジションをゲット。隣には蟻がいる。
  • 15:19 行かれますか。
  • 15:23 蟻うぜえw 第一ラウンドは蟻との戦い。
  • 15:26 ステージはドラム二台。ばりばりバンド仕様。
  • 15:31 バッファロー吾郎の前説はじまた!
  • 15:41 一曲目、ノーベルやんちゃDE賞
  • 16:01 犬が好きだワーン 猫が好きだニャー
  • 16:04 ついてる男2010←イマココ
  • 16:13 本編はさっきまでとうってかわってダラダラな感じ。
  • 16:24 情熱! 熱風! 惚れたぜ! 原宿! とこだまする日比谷。
  • 16:28 「ナイスちちんぷいぷい」byバッファロー吾郎
  • 16:39 アニ「20周年って奇跡ですよ」ボーズ「カタカナの?」
  • 16:50 曲間はすぐに座るアラフォーな客層。
  • 17:28 いま小鳥タイム。麒麟の川嶋さんが観てる。
  • 17:32 脱線トリオもきたー
  • 17:36 懐かしすぎるんだけど、 普通にカッコよくなってるw
  • 17:37 今日のゲストは層が厚すぎる。
  • 17:40 秘密の暗号 やしきたかじん
  • 17:42 ジゴロ7くる!!!wwww死にそう
  • 17:43 夜のイミダ知恵蔵~
  • 18:16 ナオヒロでてこねー
  • 18:21 ビッケがあんな踊りを……w
  • 18:29 きたああああああああハロワきたああああああああ!!!
  • 18:53 ああんハロワおわっちゃった。すげえ。やっぱすげえ。
  • 18:54 生まれて初めてハローワークス、スライマングースの音生で聴けた。この年になってもまだ生まれて初めてが残ってたんだ。うれしい。
  • 18:55 でも物足りない。もっとやって欲しい~
  • 18:57 もうロボ宙しか見えない。
  • 19:08 き、木村カエラきたああああああああ
  • 19:09 腰抜けそう
  • 19:12 生カエラや~初めてや~
  • 19:13 かわええ~ちっちぇえ~
  • 19:16 きゃあああああああ!!瀧がああああああああああああ
  • 19:17 お久しぶりでございます。瀧先生。涙でそう。
  • 19:18 「みんなパワースポット行きすぎ」byピエール瀧
  • 19:19 石野さんは来ないのかー
  • 19:21 これでオザケン来ないとかあるんすかね。
  • 19:21 瀧とアニのタイマンが始まってる。
  • 19:24 卓球……だ………………
  • 19:25 あんたら、変わってねええええええええ
  • 19:28 生きててよかった………………
  • 19:29 二次会の会場はどこなのっ!!
  • 19:34 トリは「彼方からの手紙」
  • 19:38 名曲すぎる。
  • 19:45 アンコール、スカパラきましたあ
  • 19:56 GET UP AND DANCE終了。
  • 19:57 さぁ、くるか?
  • 19:58 きたああああああああ!!、!!!!!!!!!!!
  • 19:59 オザケンだよ…………
  • 20:09 うー。吐きそう。
  • 20:10 おわた。ええと、9時間か。すごすぎた。

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将棋フリーペーパー「駒doc.」(こまどく)

 



みなさんは「フリーペーパー」に何を思い浮かべますか?

わたしは「つながり」や「あんてな」でしょうか。自分と同じ匂いのするもの、求めているものを見つけてくれる、つなげてくれる存在かなあと思っています。

昔からフリーペーパーが大好きだったのですが、初めてのフリーペーパー的なものが「ミスタードーナツ」のトレイの上に敷いてある紙。私が小学生・中学生ぐらいの25年〜20年ぐらい前は、あの紙がサブカルの宝庫でした。薄くてちょっと面白い紙で出来ていて、「あ、この紙いいなあ」と思って手に取り、内容が大昔の「宝島」に出てくるような小ネタだったり、デザインが可愛かったりしたので収集していました。

その後雑貨屋さんだったり、中古レコード屋、小劇場などを回ってばかりの高校〜大学時代には随分フライヤーやフリーペーパーを集めたものです。可愛かったり、ちょっと世の中をナナメに見ていたり、知る人ぞ知る、みたいなスポットに行くと、そのスポットに集まるような人にぴったりのフライヤーが置いてあるもので、見つけると「ああ、(求めているものが)あった」とつかの間ほっとできるのでした。

今はフリーペーパーも立派なビジネスになってしまって、サブカル方面だけじゃなくていろんな分野で刷られています。中には雑誌として立派にやれるのに!と思うものも。でもやっぱりフリーペーパーの原点は、ちょっとはみだしてしまったものの集まり、かなあと自分はイメージしています。

さてさて、そういうわけで、「将棋のフリーペーパーを作ってみようと思う」という声をちら聞きした時、「あ、レイアウト私にやらせて!!」と手を挙げてしまったのでした。将棋は素晴らしい伝統文化ですが、あまりまだ世の中にまみれてない、純粋培養な素材でもあり。でも最近はそこからはみだしてしまった楽しみ方がどんどん生まれているので、そういうものを拾いあげるにフリーペーパーはぴったりだと思います。まさに夢のようなお仕事。

完成した「駒doc.」春号は、「作ってみようと思う」という声からわずか3週間ぐらいで入稿された、若い子達の勢いとパワーの結晶です。フランスから帰国したら200通ぐらい駒doc.関係のやり取りがメールで来ていました。まどかさんもフランスでSkypeを使って暇さえあれば打ち合わせしていました。

企画も文章も写真も全部熱心に前へ前へ進めてくれたので、こちらは最後にレイアウトするだけ。みんなの楽しそうな姿を見て、アイデアがどんどんこちらも湧いてきて、とてもスムーズに作業ができました。「作りたいもの」「見せたいもの」というのが核にあるとこんなにもスピードが違うんだなあって思いました。

台割が入稿日まで決まってない、というピンチも乗り越え、一人の廃人も出さず?に無事に納品された春号。なにせみんな初めての経験だったので、ここからがほんとのスタートだと思います。あーやればよかったこれもやりたかった、などと言いながらまた夏・秋・冬、と進んでいくことでしょう。でもあまり堅くならずに「わからなくなったらやっちゃおう」のノリでいければいいかなと思います。なにせフリーペーパー、型というものがないので。

というわけで、今後もよろしくお願いします。

【駒doc.】(こまどく)季刊発行

発行:株式会社ねこまど

公式ブログ:http://komadoc.jugem.jp/

春号はおかげさまで「あっっっっ」という間に(ほぼ1週間ぐらい)在庫が無くなってしまいました。

公式ブログの配布先や、イベント「どうぶつしょうぎでいっぷく」などには在庫少々あります。

ただいま夏号の広告絶賛募集中、です。



こんなところに置いてもらってます。その1「One drop Cafe」(千代田区)



DJブースや図書コーナーのあるcafeです。



外苑前の「J-cook」。ガンボスープがおすすめ。



アルマスギャラリー(門前仲町)。ギャラリーはもちろん、cafeイベントもやってます。

こけしの表紙、いろんなところでヒッソリとおさまっているみたいです。

私は女流棋士になる手前ぐらいに、「雑誌に演劇や音楽や本のレビューがあるように、将棋のレビューが載るようにしたい」という夢を持っていました。いまだにそれはまだ達成されてませんが、このフリーペーパーがこうして将棋以外の場所に置いてもらえたら、ちょっとだけその夢につながったかも、と思います。

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升田幸三賞受賞記念「引き角くん」キャラクターマスコットデザイン大募集

 

 


ご近所の飯島栄治六段が開発した「引き角戦法」が、このたび第37回升田幸三賞をめでたく受賞されました!!!

友人としてはとてもとても嬉しく思っております(何しろ毎年「また受賞逃した…」と落ち込んでましたからね)。



一方で心配でもあります。

引き角戦法って地味じゃね?と。

実際には羽生先生も対局で使うほど優秀な戦法ではありますが、どうも狙いが初級者にはわかりにくいです。

何しろ角道を開けないんですから、将棋を覚えたての人が喜んで角道をあけて、角を交換しただけで大喜びしているのを考えると、その単純な楽しさが封印されているあたりが不安です。なんとなく消極的なイメージがありますよね。

え、ない?

というわけで、みんなに愛される引き角戦法になるべく、キャラクターマスコット「引き角くん」を作ろうと思い立ったのであります。そしてせっかくなので、コンペにして飯島六段に選んでもらおうという主旨です。

あなたの町にも「引き角くん」が来る!と将来キャラクターがいいじませんせいと全国を回るぐらいにならないかなあ、、と思っています。

 



ーーいいじませんせいにしつもんーーー

ぴ:引き角くんってどんなイメージですか

栄:8八の角をですね、7九に引いてから5七→2四と伸びていくということで、一応「V」を描いているんですよ。

ぴ:勝利の「V」の字をイメージしたんですね。やっぱりいいじませんせいみたいに色白なんでしょうか。

栄:そ、そうですね(汗)。

ぴ:下町で愛されるような、ちょっととぼけたキャラのイメージですよね。ほかにはどんなテーマが隠されてるんですか?

栄:後手でもいいや、みたいな。千日手狙いみたいな。

ぴ:そういうところ、こどもに愛されるか心配ですね。なんとかこどもにもわかりやすいキャラにしたいですね!!ところで最近会うたびに「引き角が引き角が」って引き角戦法の話しかされてませんけど、反応はいかがですか。

栄:やっと噛まないで言えるようになりました(笑)。引き角って言いにくいんですよね…。あと検索しても、「引きこもり」とかが出てきちゃって…なんとかしたいです。。

ぴ:こどもを持つ親からみると心配ですね。自分の息子が角道あけないのは大丈夫かって。

栄:(汗)

ぴ:「あいてないよー苦しいよー塞がれてるよー」なんて引き角くんが泣いてるイメージを払拭したいですね。みんなに夢を与える元気な引き角くんで!!私も引き角戦法実戦で使ったことがないので、勉強してイメージしたいと思います!!

 



◆募集要項◆

みんなに夢と希望を与える元気なマスコットキャラ「引き角くん」のデザインを募集します。

応募〆切:2010年5月31日

宛て先:info@piecodesign.jp

必ず住所・氏名・ご連絡先(電話もしくはメール)・ご職業または学年・ひとことメッセージをお書き添えの上、画像を添付してお申し込みください。

飯島六段選考のもと、見事キャラクターに選ばれた方には飯島六段とピエコデザインからプレゼントをお贈りいたします。キャラクターグッズも作っちゃうかも・・?

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【FESTIVAL DES JEUX DE CANNES】#7 CANNES渡航記 10.3.7


 



最終日です。

 



昨日来てくれてたSEの彼女が、なんと4歳の子と赤ちゃんを連れて来てくれました。どうぶつしょうぎをこどもに教え込んでいます。フランス語でペラペラと教える姿は結構な迫力。かっこいい〜。

 



「いい?プサンがプサンを食べられるのよ!」と言ってたときでしょうか(想像)、突然おひざの上の赤ちゃんがひよこを取って食べちゃいました!!

なんてかわいいの〜〜〜〜!!!!奇跡の一枚です。

 



聡明な彼女の子は、やはり好奇心旺盛。ニコニコと遊んでくれました。

 



こちらはスペインの方。どうぶつしょうぎのスペイン語訳を後日メールで送ってくれました。

 



 



伝統ゲームコーナーで最も盛り上がりを見せていたものの一つ、AWALE(マンカラ)に挑戦。農民が生んだ、豆を陣地に配っていくゲームです。なにせ豆の取り合いですから、白熱します。セバスチャンの通訳がおかしくって(彼はお笑い系)「これはローカルルールがめちゃくちゃあります。あ、今そんなルールはない、向こうで言い合いになってます」と実況してくれてました。

見た目がとても可愛いので、一つ購入。

 



こちらはインドのゲーム。ふらっとやってみようかなという気を起こしてしまったのですが、終わらないのなんの。やってても「一体どうすればいいのだ〜?終わりが見えない」とギブアップ。マンカラもこちらもやってみて思ったのですが、みんなルールがわかりにくい!どうぶつしょうぎほどすぐに説明が終って、すぐにゲームが出来て、しかも目標がはっきりしていて、達成感のあるゲームは稀なのかも?

 



ジルが一足先に帰っちゃいました。この後もパリ組、◯◯組、とそれぞれ帰途に。数時間かけて来ている人もいるので、東京から九州とか、そのぐらいの距離でしょうか。これだけの仲間が集まる機会は貴重なんだなあと改めて思いました。

 

 



さて、チェス少年との対局が実現しました!!写真はピンぼけしてますが、4枚落ちです。4日前は王一枚だったのに…。しかも、負かされました!!それはもう見事に。一間竜の王手に対して合い駒をしたら(▲37玉、▲47金、△57龍といった部分図)、13の角が46に出てきたんです。こんな早くに教えなくても一間竜がわかるなんて、と感動しました。でも少年もエリックも「チェスをやっていたらわかる。持ち駒を46に打つなら驚いたけどね」と言っていました。

何にしろ、成長がうれしいです。
あっさり負けた私にまどか先生はお怒りで、「私は本気でこの子を鍛えるの!」とばかりに超真剣勝負。 緩めなくてもついてくる、手応えを感じていたのでしょう。少年が毎日ここに通ってくれたことは本当に感動的でした。彼が世界で初の外国人棋士になったらなあなんて、夢見てしまいます。

 



こちらはおかあさんがファビアンとおおきな森のどうぶつしょうぎ、私が3歳のおんなのことどうぶつしょうぎをやっていたときの写真。女の子のリアクションがすごくって、一手指すごとに「WAO!」の歓声の嵐。思わず私もノリノリになって、彼女と一緒に「バウバウバウ」とライオンの真似をしながら動かしていました。

どんな局面でも必ずライオンを取ってもらうようにしていたら、ファビアンに「so kind」と言われました。

 



お世話になったフランス将棋連盟チームと。みんな本当にありがとう!!めるしーぼくー!とってもとっても会いたいです。皆さんの素晴らしい活動を見て、とても幸せな気分になりましたし、勇気をもらいました。またこのままでは彼らの努力がもったいない。何かしたいなあ、できることないかしら、と思っています。ただし、フランスは遠い。ああもっと近かったらなあ、もっともっといろんな国の人と手軽に交流できたら、世界は変わるんだろうな、と思いました。

「将棋を世界に広める会」のみなさまにも感謝いたします。セバスチャンはとても親切で、日本に詳しく、スムーズに活動ができました。またメールマガジンで、ファビアンからのお手紙を紹介していただいてありがとうございます。ここに引用させてもらいます。

「ゲームの祭典」にブースを出展したフランス将棋協会会長のフ
ァビアン・オズモントさんからも英語でメッセージをもらっていま
すので日本語に訳してみます。

「カンヌでは、北尾女流初段と、藤田さんがフランス将棋協会のブ
ースに参加してくれ、非常に高いレベルの展示ができました。訪問
者は本当に感謝していました。今年の、おそらく最も重要な変化は
チェスプレーヤーが定期的にかつたいへん熱心にブースに来てくれ
たことでしょう。このため、我々はついに、長年のネットワーク作
りの取り組みでいくらかの成果を得ることができたようです。加え
て、パリでのつい最近のイベントや、我々による本の出版がありま
す。例えば、フランスのチェスのジュニアチャンピオンは、彼の自
由時間のほとんどを我々と過ごしてくれました。3日間のうちに、
彼はエリックと2枚落ちで指せるようになるまで上達しました。そ
して、カンヌのチェスクラブが、将棋の活動を積極的に主催してく
れることを申し出てくれました。非常に好ましいことです。この動
きが進展することを一緒に祈ってください」

「『どうぶつしょうぎ』も、大成功でした。私は、このゲームを使
って将棋を教えるのはとてもよい考えだと心から確信しています。
また、できる限り頻繁にその活動を支えていこうと思っています。」

「藤田さんが作った本将棋のどうぶつ版も、非常によくて、大人に
とってさえも、効果てきめんで成功をおさめました。彼女がより商
業的な方法で本将棋のどうぶつ版を出す計画があるかよくわかりま
せんが、私としては、それは、真剣に考慮すべきことだと思います。
情報ですが、フランスのリセラーから「どうぶつしょうぎ」をフラ
ンスで売りたいという接触さえ受けています。」
(将棋を世界に広める会「かけはしメールマガジン」2010年4月配信)

また今回の記事が新聞でも配信されました。

カンヌでも大人気!「どうぶつしょうぎ」世界進出(ZAKZAK)

大人気「どうぶつしょうぎ」海外でも大ウケ ― スポニチ Sponichi Annex ニュース

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【FESTIVAL DES JEUX DE CANNES】#6 CANNES渡航記 10.3.6

 



cemol Eric撮影。

今日から土日となり、午前中からスタートです。開演早々に、イタリア将棋協会の方が「どうぶつしょうぎのルールのイタリア語訳」を持って来てくれました。もう何と言っていいかわからない感動です。

 



「まだ実際に指したことがない」ということで、初対局が開発者のまどか先生とになりました。よかったです。やっぱり見ていると、普通の方とは違う展開で、ゲームのプロ、という雰囲気がしました。強かったです。

わたしたちは日本のゲーム研究家、草場さんに雰囲気が似てる!と大喜びしてました。
今日も家族で、仲間と、沢山訪れてくれました。土日とあって熱気もまた一段と違いました。

 



彼女はSEの仕事をしているおかあさん。とても賢くて積極的で、どうぶつしょうぎをプレイして「これはとてもいいゲーム」とさらにおおきな森のどうぶつしょうぎにも挑戦していました。端の香車の上にきりんをまわったのに感心(将棋で言う1八飛)。だいたいの初心者は、1五歩同歩同香と駒損しちゃうんですけれども、彼女のように一手力を溜めることはなかなか出来ません。こんなところからもゲーム慣れしている土壌の違いを感じさせられました。

 



 



今日も続々とカップル来てました。長いんだこれが。

 



会場内の「チャトランガ協会」のブースを覗いたら、見慣れた我が子がそこに居るではありませんか!!どうぶつしょうぎの手作り盤で遊んでいたのです。もう信じられないですよね。世界は広くて、狭い。まさか全く知らないブースでこんな風に遊ばれてるとは思いませんでした。ゲームとしての横のつながりを大事にしてもらえてるんだなあと嬉しくなりました。

 



「合気道」Tシャツを着ているムッシュが、フランス将棋連盟の一番えらいひと、ファビアンです。とても普及に熱心で、有志の方と将棋の解説書を出版したりしています。家族みんな親日家で、娘さんも着物が大好きとのこと。紹介が最後になってしまいましたが、常に多面指しに張りつき状態なので、現場で一番忙しそうでした。

 



チェス少年、3日目にして漢字駒に昇格!8枚落ちの真剣勝負をしています。彼はやはりチェスの強豪ということもあって、こどもらしからぬ長考を繰り返していました。

 



まどか先生に「宿題ね」と古典詰め将棋(角捨てからの3手詰め)を出され、iphoneで撮影していました。

 



夕飯はセバスチャンのはからいで、海産物の美味しいレストランに。上の写真は「新しい詰将棋が手に入ったよ」と皆で中田章道作品集(将棋世界の付録でした)を見てまわっているところ。とてもいい作品集ですが、よりによってすごい難しいものが渡りましたね(笑)。「一問目からわからないよ」。

エリックが、「カンヌのチェスクラブが将棋を取り入れてくれることになった」と喜んで報告していました。フランス将棋連盟の方たちを見ていると、とても皆さん熱心で、素晴らしい環境に思えますが、現実的には苦労されている面もあるようです。今日の写真を見ても女性がすごく多いと思うのですが、実際の愛好家はチェスも将棋もほとんど男性とのこと。どうしてなのか不思議でした。またフレデリックが言ってたのは「チェスとの両立が難しい。自分も将棋をやるようになってチェスをやめたから。だからチェスの愛好家がすんなり将棋に入るとは限らない」。これはちょっとわかる気がします。私も現役時代あまり他のゲームを勉強する気になれなかったです。

セバスチャンが言ってたのは「将棋を指す場所が無く、例えばcafeで飲食しながらだと、経費がかかって若者が入りにくい」えーそれは切ないなあと思いました。また都市部にみんな集まっているわけではないので、相手を探すのも大変だろうと思います。エリックが夢中になったころは、相手が見つかって自転車を何キロも漕いで行って一晩中指していたとか。

そんなハンデがあるにも関わらず、これほど情熱を持ち続けていること、将棋が強いこと、教えるのが上手なこと、どれもびっくりです。ニコルは「どうやって勉強しているかといえば、自分でプログラムを作って手に入れたプロ棋士の棋譜をデータベース化したり、詰将棋を保存したりしている」と見せてくれました。昔の大内先生とか、勝浦先生とかの将棋が入っていました。

エリックも昔Mac用の棋譜ビューワーを開発しています。本当にみなさんすごいです。

フレデリックは学校の先生なので、こどもたちにぜひ将棋とどうぶつしょうぎを広めてもらえるとうれしいなと思います。フレデリックから竜王戦パリ対局の写真を見せてもらいつつ、楽しい夕食が終わりました。

 



イベントは今日から朝の10時から、夜の8時まで。普段でもそんなに長くやらないのに、4日間通しですから、クレージーですよね。宿に戻る頃には深夜。でも楽しくて、あっという間に時間は過ぎていくのでした。

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