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浜松こどもどうぶつしょうぎ大会 レポート

3/29(日)浜松で初めてとなる「浜松こどもどうぶつしょうぎ大会」が無事に終わりました。 当初の定員枠を超えるお申込みをいただき、急遽部屋を2会場にするなど、大盛況。大会参加者は280名となりました。日頃家庭で遊ぶだけでなく、このような目標となる大会、たくさんの子と交流できる場が必要だと改めて感じました。 開催にあたっては大変多くのご協力をいただきました。徳川家康公顕彰四百年事業浜松部会様よりご協賛いただき、「こども向けのイベントが無かった四百年事業に良い企画をいただいた」とご声援いただきました。将棋や名人戦にも縁の深い家康公の事業にどうぶつしょうぎが関われたこと嬉しく思います。また当日は浜松市公式キャラクター「出世大名家康くん」が登場し、多くの子どもたちと交流対局いたしました。 ご後援いただいた浜松市さま、浜松市教育委員会さまありがとうございました。 浜松こども館さまには会場に追加で椅子をご用意いただくなど、多大なるご協力をいただきました。 朝日新聞浜松支局、静岡新聞社・静岡放送、中日新聞東海本社さまのお陰で、新聞各紙に報道していただきました。 杏林堂さまには豪華な参加賞をご提供いただき、朝日生命浜松中央営業所さまから賞品をいただき、大変子どもたちに喜んでいただきました。 他にもスタッフとして日本将棋連盟浜松支部の方々をはじめ、沢山の方に助けていただきました。この場を借りて御礼申し上げます。 体験コーナーは開場の10時から大盛況でした。多くのインストラクターが子どもたちのお相手をしました。 静岡在住のプロ棋士、神谷広志七段が見学に来て下さいました! 午前中はひよこクラス大会。未就学児だけで65名の参加がありました。 ぞうクラス(1年)は65名が参加。 きりんクラス(2・3年)は60名が参加。 ライオンクラス(4・5・6年)は40名参加でした。   家康くんは大会に参加したり、席上リレー対局したり大忙し。優勝者とのリレー対局以外は全て勝ちました。家康くんってしょうぎが強いんだね! 表彰式 <大会ルール>対局時間約70分。勝ち3点、負け1点、引き分け1点の合計ポイントで競います。ただし同点の場合は、勝ち数が多い方が上位となります。点数も勝ち数も同じ場合は同順位といたします。 ぞうクラス:優勝 川島悠暉(67点)、2位 小澤海斗(59点)、3位 山崎美楽(59点)、4位 江尻宗一郎(58点)、5位 太箸一翔(57点) ぞうクラスは点数が拮抗し、57点が4名となりました。 きりんクラス:優勝 山本悠太(90点)、2位 岩口ひなの(56点)、3位 高橋昂樹(53点)、4位 鈴木皓大(52点)鈴木茉奈(52点) ライオンクラス:優勝 高橋大樹(71点)、2位 小岩 泰治(64点)、3位 大村 空良(60点)   みんな一生懸命に盤に向かい、楽しく対局してくれてました。挨拶やおかたづけなど、マナーもとても良かったです。来年もまた、開催できるようがんばります。楽しみにしていてください! 当日の大会の模様がこちらに掲載されています。 →「動物柄の駒使い、こどもら対局」(朝日新聞デジタル) →どうぶつしょうぎ熱戦、浜松で初大会(中日新聞)

教室ブログ

深川こども教室を中心とした教室関係のブログを立ち上げました。 http://d.hatena.ne.jp/fukagawa_shogi/ 日程や授業内容などを掲載しています。ぜひ御覧ください。

おでかけどうぶつしょうぎ

どうぶつしょうぎにあたらしい仲間が増えました。 その名も「おでかけどうぶつしょうぎ」。   ボードゲームではおなじみの、手のひらサイズ、マグネット式ポータブル版です。 「でもどうぶつしょうぎポータブルじゃどうぶつしょうぎっぽくないよね〜」とスタッフ一同思っていたところ、編集さんがひらめいて素敵な名前をつけてくださいました。 「おでかけ」というコンセプトどおり、パッケージも駒たちが電車に乗って旅に出ています。   ちなみに北尾さんのアイデアで、蓋の裏面に溝がついてあり、指し掛けの局面をそのままの形で保存することができます。対戦はもちろん、cafeで一人で研究、なんかにも使って欲しいなあ。 ちょうどGW直前に発売された新商品、ぜひ皆さんのおでかけに、楽しい旅に、一緒に連れてってあげてください。 車窓を眺めながら。

いっぷくde亀将棋のあと・2

というわけで歌あり、真剣勝負あり、縁台将棋あり、いっぷくありで、夜8時まで続きました。 最後の方は皆さんほんとに真剣に指してて、声をかけられないほど。やっぱりそうなっちゃうんだ〜、と妙に感心してしまいました。 普段こども向けのイベントが多いのですが、大人で将棋をやったことない方がたくさんいらして、お互いいい勝負で初めての日なのにどんどん指してくれる、その光景がとても新鮮で嬉しかったです。yunさんたちのおかげで、普段お知り合いになれないようなデザイナー系の方がたくさんお見えになって、意外と将棋知ってたり!聖の青春読んで将棋をやるようになった、という方も遠くから来てくださいました。大人向けのイベント、もっと企画したいなと思いました。また亀愛好家の方々にも亀将棋超好評だったので、春の「亀フェア」にも連れてってもらえるかも・・?またお会いできる日を楽しみにしてます。おつかめさまでした。

いっぷくde亀将棋のあと・1

11/13(日)深川いっぷくさんでの亀将棋イベント、無事終了しました!お越しくださった方々、そして企画してくださった亀吉倶楽部さん、亀cafeや音楽生演奏にご協力いただいたスタッフの皆さん、本当にありがとうございました!とっても新鮮で楽しかったです。 企画していただいたイラストレーターのyunさん。どうぶつしょうぎをとても気に入って下さって、亀のように、ゆっくり生きようという「亀吉倶楽部」のコンセプトにぴったり!ぜひコラボしたいです〜とお話をいただきました。約1年?亀のようにゆっくり水面下で進行しました。   立体亀将棋を制作してくださった、はなぴんくさん(奥)といまいあきこさん(手前)。 はなぴんくさんは布絵本などを作っておられる方で、今回素敵な亀盤を作ってくださいました。亀の口のところのヒモを動かすと、表情が変わるんですよ。いまいさんは樹脂の駒制作で、亀がどうぶつを乗せて歩くという、素敵なアイデアを披露してくださいました。制作は4ヶ月かかったそうです。いまいさんが福島在住なので、色あわせなどのやり取りも大変だったとか。 亀が海(または陸)に入ると、横で待っていたニワトリさん登場。マジックテープで背中を取り外しできるので、変身できるという仕組みになっています。 ピエコデザインも亀将棋を作りました!ものすご〜〜〜くノロかったですが…。最後の一週間は毎日亀の夢を見てウンウン唸ってました。でも楽しかった♪ 亀の甲羅に動かし方を書いてあります。もう少し工夫の余地があるかなと思います。 今回亀吉倶楽部さんたちの亀愛がものすごくて(打ち合わせにまで亀が参加してる、「おつかめさまでした〜」などと挨拶する、など)すご〜くプレッシャーがかかってたのですが(いっぷくの白濱さんにも「亀は亀でもなんでも良いわけじゃないみたいよ。その点ふじたさんのユルイ絵は合格みたいよ!」と言われ、ますます「どんなもの作ったらいいの!」と悩み…)、最後の最後には自然と愛情を込めて作れたので、自分としてもとても良かったです。 そして今回は将棋とともにcafeでも楽しんでもらおうと亀cafe部門に宝理彩子さんが参加してくださいました。ホーリーさん、いつもすごいお菓子を作ってくださるので期待してたんですが、この亀クッキーは可愛い〜〜!!歓声があがってました。亀クッキー制作の過程はこちらのブログに http://ameblo.jp/va-au-four/entry-11076990498.html。愛があればなんでもやってしまう人達です。 そして自家焙煎の「かうひい堂」さんが美味しい珈琲やカフェオレをいれてくれました。右は宝理さんの亀シュークリームです。 スペシャルゲストのみたぽんさん。ギタレレ(ギターとウクレレのあいのこみたいなもの?)を生演奏してくださいました。クラシックからポップ・ミュージック、はてはオリジナルの亀ソング「かめな生き方」まで。これがめちゃくちゃ心地良かった!弦楽器の生演奏をバックに将棋は最高でした。 ふじたまいこです。将棋のお相手をしてます。甲羅しょってます。 と大雑把にこのようなメンバーでお届けしました。長くなったので他の写真は次のエントリーに。

岩手県宮古市訪問

だいぶ日がたってしまいましたが、9/29,30と岩手県宮古市の学童保育、保育所を訪問しました。 今回は2010年10月に「どうぶつしょうぎ」のイベントでお世話になった、北海道小樽市の玩具店「キンダーリープ」の店長杉本さんとご一緒させていただきました。杉本さんはキンダーリープ号という車にたくさんのおもちゃ(ヨーロッパに行って買い付けしているので、日本では珍しいものもたくさん!)やボードゲームを積み、北海道や東北の沿岸部などをまわって支援活動に取り組んでいます。 盛岡からレンタカーで2時間運転し、宮古市に到着。自然の豊かなとっても綺麗な土地で、またほとんど瓦礫も片付けられていて飲食店も営業していて、街は活気あふれていました。 まずは「藤原学童の家」を訪問し、わたしは「どうぶつしょうぎ」。杉本さんは「ネフの積み木」や不思議な動きをする「コマ」などを実演しました。 ほかにも将棋や杉本さん持参のゲーム(ワードバスケットがこの日大人気でした)であそび、児童全員にどうぶつしょうぎ、園には「どうぶつパズル」や「将棋盤」をプレゼントしました。 翌日は「常安寺保育園」の年長さんクラスにおじゃましました。こちらはどうぶつしょうぎがはじめてのおこさんばかりでしたが、やはり興味津々で集中してお話を聞いてくれています。 説明のあとはみんなで実際にプレイします。30分ほど枠を取っていたのですが、飽きずに繰り返しチャレンジしてくれていました。園長先生も「これ面白いね」と途中から参戦。 続いて「ネフの積み木」の実演です。こどもたちは積み木が大好き、そしてカラフルでフクザツなネフの積み木の奥深さに、大人たちからもどよめきがわきました。わたしも実はネフの大ファンだったので、実演見られてうれしかった〜。杉本さんのお話は流れるよう、歌うように楽しく、「ここからこれを乗せたらどうなるでしょ〜か」「どうしたら倒れないでしょうか」などと、数学的なクイズも出したり。自分だけで遊んでいるときにはわからなかった新しい楽しみ方を教えてくれる、そんなプログラムでした。 実演のあとは実際におもちゃを手にとって遊んでもらいました。やはりここでも積み木が大人気。他には「スティッキー」(愛子さまが遊ばれてたゲームですね)などの海外のボードゲームに触れられて、子供にとってとても貴重な機会だったと思います。 最後にキンダーリープさんから「コマ」を、わたしから「どうぶつしょうぎ」を全員にプレゼント。 また杉本さんのドイツの友人の方が被災地のこどもへ、とドイツ玩具をプレゼントしてくれました。   今回訪れた学童や保育園は、震災の直接な被害は無かったものの、100m手前まで津波が来て、2日間帰れず保育所で過ごしたり、学童や先生全員で隣の山に避難したそうです。保育士さんたちからは「ここも水浸しだった」という言葉ばかり聞きました。震災の被害の大きさとともに、たった半年でここまで綺麗に修繕したり、生活を取り戻す力に驚かされました。 保育士さんたちは被災されながらも、「みんなを楽しませる」ことが仕事でもあるので、福祉や支援活動を自ら続けていました。その苦労話や笑い話もたくさん聞かせていただきました。 今回とてもよかったのは、杉本さんや宮古の社会教育福祉協議会の方々とご一緒させていただいて、「どうぶつしょうぎ」「将棋」だけでない別のジャンルのものと一緒に活動できたことです。普段から保育園などはまわっていますが、他の遊びと一緒に教えることによって、こどもたちの反応もすごく違いましたし、自分自身もとても刺激を受けました。こどもの反応や接し方もためになることばかりでした。またジャンルは違えど、根底で考えてること、目指していることに近いものを感じて勇気づけられました。 いろんな場所で、はじめて出会う人達と、分野の異なる世界と、すぐに溶け込めるのが「どうぶつしょうぎ」の強みだなあとあらためて感じました。   キンダーリープ店長さんのブログにもこの時の記事があります。杉本さんの生き方は私の憧れです(笑)。 今日もどうぶつ将棋 http://www.kinderlieb.info/blog/archives/2011/10/01000809.php 

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