土曜日, 28 4月 2012
どうぶつしょうぎにあたらしい仲間が増えました。
その名も「おでかけどうぶつしょうぎ」。
ボードゲームではおなじみの、手のひらサイズ、マグネット式ポータブル版です。
「でもどうぶつしょうぎポータブルじゃどうぶつしょうぎっぽくないよね〜」とスタッフ一同思っていたところ、編集さんがひらめいて素敵な名前をつけてくださいました。
「おでかけ」というコンセプトどおり、パッケージも駒たちが電車に乗って旅に出ています。
ちなみに北尾さんのアイデアで、蓋の裏面に溝がついてあり、指し掛けの局面をそのままの形で保存することができます。対戦はもちろん、cafeで一人で研究、なんかにも使って欲しいなあ。
ちょうどGW直前に発売された新商品、ぜひ皆さんのおでかけに、楽しい旅に、一緒に連れてってあげてください。
車窓を眺めながら。
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火曜日, 22 11月 2011
というわけで歌あり、真剣勝負あり、縁台将棋あり、いっぷくありで、夜8時まで続きました。
最後の方は皆さんほんとに真剣に指してて、声をかけられないほど。やっぱりそうなっちゃうんだ〜、と妙に感心してしまいました。
普段こども向けのイベントが多いのですが、大人で将棋をやったことない方がたくさんいらして、お互いいい勝負で初めての日なのにどんどん指してくれる、その光景がとても新鮮で嬉しかったです。yunさんたちのおかげで、普段お知り合いになれないようなデザイナー系の方がたくさんお見えになって、意外と将棋知ってたり!聖の青春読んで将棋をやるようになった、という方も遠くから来てくださいました。大人向けのイベント、もっと企画したいなと思いました。また亀愛好家の方々にも亀将棋超好評だったので、春の「亀フェア」にも連れてってもらえるかも・・?またお会いできる日を楽しみにしてます。おつかめさまでした。
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火曜日, 22 11月 2011
11/13(日)
深川いっぷくさんでの亀将棋イベント、無事終了しました!お越しくださった方々、そして企画してくださった亀吉倶楽部さん、亀cafeや音楽生演奏にご協力いただいたスタッフの皆さん、本当にありがとうございました!とっても新鮮で楽しかったです。
企画していただいたイラストレーターの
yunさん。どうぶつしょうぎをとても気に入って下さって、亀のように、ゆっくり生きようという「
亀吉倶楽部」のコンセプトにぴったり!ぜひコラボしたいです〜とお話をいただきました。約1年?亀のようにゆっくり水面下で進行しました。
立体亀将棋を制作してくださった、はなぴんくさん(奥)といまいあきこさん(手前)。
はなぴんくさんは布絵本などを作っておられる方で、今回素敵な亀盤を作ってくださいました。亀の口のところのヒモを動かすと、表情が変わるんですよ。いまいさんは樹脂の駒制作で、亀がどうぶつを乗せて歩くという、素敵なアイデアを披露してくださいました。制作は4ヶ月かかったそうです。いまいさんが福島在住なので、色あわせなどのやり取りも大変だったとか。
亀が海(または陸)に入ると、横で待っていたニワトリさん登場。マジックテープで背中を取り外しできるので、変身できるという仕組みになっています。
ピエコデザインも亀将棋を作りました!ものすご〜〜〜くノロかったですが…。最後の一週間は毎日亀の夢を見てウンウン唸ってました。でも楽しかった♪ 亀の甲羅に動かし方を書いてあります。もう少し工夫の余地があるかなと思います。
今回亀吉倶楽部さんたちの亀愛がものすごくて(打ち合わせにまで亀が参加してる、「おつかめさまでした〜」などと挨拶する、など)すご〜くプレッシャーがかかってたのですが(いっぷくの白濱さんにも「亀は亀でもなんでも良いわけじゃないみたいよ。その点ふじたさんのユルイ絵は合格みたいよ!」と言われ、ますます「どんなもの作ったらいいの!」と悩み…)、最後の最後には自然と愛情を込めて作れたので、自分としてもとても良かったです。
そして今回は将棋とともにcafeでも楽しんでもらおうと亀cafe部門に
宝理彩子さんが参加してくださいました。ホーリーさん、いつもすごいお菓子を作ってくださるので期待してたんですが、この亀クッキーは可愛い〜〜!!歓声があがってました。亀クッキー制作の過程はこちらのブログに
http://ameblo.jp/va-au-four/entry-11076990498.html。愛があればなんでもやってしまう人達です。
そして自家焙煎の「
かうひい堂」さんが美味しい珈琲やカフェオレをいれてくれました。右は宝理さんの亀シュークリームです。
スペシャルゲストの
みたぽんさん。ギタレレ(ギターとウクレレのあいのこみたいなもの?)を生演奏してくださいました。クラシックからポップ・ミュージック、はてはオリジナルの亀ソング「かめな生き方」まで。これがめちゃくちゃ心地良かった!弦楽器の生演奏をバックに将棋は最高でした。
ふじたまいこです。将棋のお相手をしてます。甲羅しょってます。
と大雑把にこのようなメンバーでお届けしました。長くなったので他の写真は次のエントリーに。
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金曜日, 18 11月 2011
奈良女子大学理学部数学科准教授の篠田正人さん(アマ強豪でコンピュータと指すのが大好きな人と言ったほうがわかりやすいですね)が、どうぶつしょうぎの絵を使って、覆面算というパズルを作ってくれました。それぞれのどうぶつにはどの数字を入れたら式が成立するでしょう?というパズルです。わかりますか?
Facebookで「いいね!」と盛り上がったので、本にしようとか夢が膨らんでいます。とりあえず、11/19,20の科学イベントにて、10pの小冊子にまとめたものを配布して、実際にこどもたちに解いてもらおうと思っています。
●青少年のための科学の祭典 「おもしろ科学まつり・橋本大会2011」
11/19(土)20(日)橋本市教育文化会館(和歌山県橋本市東家1丁目6−27)
入場無料ですので、ぜひお近くの方は遊びにきてください。篠田せんせいの「算数パズルにチャレンジしよう」コーナーです。
http://www.city.hashimoto.wakayama.jp/board_of_education/education/kagakumaturi2011.html
以下関係ないですが、奈良女子大学の科学イベントで去年どうぶつしょうぎのブースを作って下さったときの写真。
しのだせんせいの研究室です。駒doc.が貼られている日本で唯一の数学科の研究室だと思います。
ちゃんとお仕事してたんですね(ぉぃ)。ほんとはとてもえらいせんせいで、パズルとか何題も作れちゃいます。
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金曜日, 11 11月 2011
回文フォトブック『よりどりよ』がポストカードになりました!
イベント(直近では
11/13の亀将棋ですね)や教室などで手売りしているほかに、以下のお店で販売していただいております。
●古書ほうろうさん(
@legrandsnes)
http://www.yanesen.net/horo/ 東京都文京区千駄木3ー25ー5
●古書信天翁さん(
@books_albatross)
http://www.books-albatross.org/ 東京都荒川区西日暮里3−14−13 コニシビル202
谷根千へお出かけの際はぜひ。
地方のかた、ネットショップ作りますのでもう少しおまちくださいね。
回文フォトブック、電書で無料公開したところ、おかげさまで多くの反響をいただいております。今日の時点で888ダウンロード(ぞろ目!)。あの人やこの人までつぶやいてくれた!電書ってすごーい!Twitterの広がりって面白い!と泡吹きながら実感する日々。
パブー公式の「
文化系女子におすすめの文芸本特集」でも取り上げていただき、おおいにひっくり返りました!ありがとう〜!
個人的には将棋系以外の方々からの反応がとても嬉しく思いましたし(名前もお互い知らない人が作ったものに何かを感じてくれてるなんて夢のようです)、「これが好き!」と言われて「やっぱり」と思ったり「意外にも!」と感じたり、まあいちいち楽しいです。
11/3の
文学フリマにも参加しました。面白かったよ。
黒猫文庫、ほそぼそとこれからも作っていけたらなあと思っています。
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水曜日, 9 11月 2011
私の祖父は陶芸家でした。瀬戸に生まれて瀬戸で活動していましたが、いわゆる瀬戸物ではなくて中国の古い時代の作陶に影響を受けていました。
わたしは仕事については詳しいことは知らないのですが、身近にそういうものが転がっているのを見て育ったので、ものすごく感性には影響を受けていると思います。子供の頃はなんとも思っていなかったモノたちですが、大人になるにつれて、なかなか世の中にない質感であることがわかってきて、とても好きになりました。今思えば、もっともらっておけばよかった(笑)。
モノの美しさとか、質感の良さなどは祖父の作品が基準になっているといってもいいと思っています。数少い手元にあるものを今も大切にしていますが、祖父はもう生きていないので、残っているものには限りがあります。しかもそれらはどこにあるのかもわかりません。
どこかで祖父の作品や、それらを愛してくれる人に出会うのが夢でした。こういう仕事を続けていたら、地方に行くこともありますし、どこかで出会えるんじゃないか、という期待も持っていました。
最近益子の陶器市に行ったので、ふとネットで調べてみたら、なんと!つい最近祖父の展覧会があったことを知りました。
企画展「加藤孝俊 陶芸展」
http://www.seto-cul.jp/information/index.php?s=1307410948
まさか、まさかです。世の中のどこかに、祖父のことを忘れずに居てくださった方がいるなんて、亡くなってからもこんな風に取り上げてくださってるなんて。
もしまた機会があったら、今度は絶対行きたいです。また会えるかもしれないと思うと、生きる楽しみが増えました。どこかで祖父の作品があったら、ぜひ教えてくださるとうれしいです。祖父は40歳ぐらいまでは染付(磁器もの、洋風でマイセンっぽい感じだったとか?)の工場を経営していて、そこから突然陶芸家に転向したのですが、その時の磁器も探しています。母たちもどこに残っているか知らず…身近にいると案外そんなもんです。
うちで普段使いしているものたち。青い器が「月白」手前の黒いお猪口(上の写真も)が「油滴天目」です。
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