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ありがとうございました

現役最後の対局が公開対局、実際に経験してみて、なんて素晴らしい経験が出来たんだろうとしみじみ思いました。 たくさんの方に見てもらえた、私は本当に幸せ者だと思います! http://www.joshi-shogi.com/1day/34_keyaki/ 今日は本当に自然体で集中できて、自分らしい指し手ができたと思います。今までのことが全部ふっとぶぐらい、今日一日が一番の思い出となりました。 愛知から、仙台から、遠いところからも来てくださいました。沢山の方にお会い出来て嬉しかったです。そうそう、大学の先輩も!詰将棋コーナーのお手伝いしてくださいました。「しばらく将棋を辞めてたけど、日めくり詰め将棋カレンダーに出会ってまた復活した。将棋を地域で教えたい」という方ともお話できました。 観戦してくださったみなさん、スタッフの方々、スポンサーの方々、ありがとうございました。 また、これまでのこと全部、ありがとうございました!!

2010.3.22 第3回武蔵の国府中けやきカップ

3/22(祝)は1dayトーナメント「第三回武蔵の国府中けやきカップ」に出場します。 現役最後の対局となります。扇子模様の付け下げの着物と、母の友人からいただいた袴を着ようと思います。 LPSAのホームページにいくとわかりますが、協賛社の数がすごい!! 一年目から地元府中の中倉姉妹が手作りで運営、営業し続けてきた素晴らしいイベントです。 けやきの営業って、ほんと半年前ぐらいから始まってるんですよね(もっと前だったらすみません)。 ものすごく準備に丁寧に時間をかけてます。 私は実は今回が初めての参加で、公開対局ということもあってとても楽しみにしています。 いつかラジオを聴いていたときに、府中市が都内の住みやすい町一位に選ばれた、とニュースで流れていました。 よく彰子邸にお邪魔していたのですが、確かにとても緑が多く、ゆったりとして子育てには最高な町だなあと思いました。 けやきカップは商店街とコラボしたり、また大國魂神社で行われる節分祭に、中倉姉妹が”豆まき”で参加して宣伝したりと、楽しい趣向が行われているのも、地元のよい雰囲気のたまものではないかと思います。 今回のチラシ、サブイベントの『松本博文写真展』をフューチャーしたくて、フィルム(映像)をモチーフにして作ってみました。お時間ありましたらぜひお越し下さい。

【Festival des jeux de Cannes】#3 cannes渡航記 10.3.3(2)

午後は宿でエリックにチェスを教えてもらいました。もう感激です。普段はマンション内のゲーム会でちょこっと駒を動かす(指す、というより文字通り動かしてるだけ!!)ぐらい、あとiPhoneアプリでやるぐらい(飛行機の中でもやってた。Deep Greenを愛用)。人と指す機会がなかなかないんです。おまけに「クイーン強すぎるし」「桂馬八方睨みこまるし」「角2枚とか訳わかんないし」なんて文句垂れて全然上達しません。も一ついわせてもらうと、ポーンの働かせ方が歩と全然違って、コツが未だにわかりません! そんな私ですが、やっぱりキチンと真面目に指すと嬉しいもんですねえ。将棋でも、強い人の空気を肌で感じるのが、初心者にはとてもいい発奮材料になるんだなとわかりました。あとやっぱりコンピュータより人と指すのは楽しい! 写真の盤、なんとゴム盤なんです。裏地も柔らかくて、とっても素敵。日本の将棋のゴム盤もこんな素材で出来ないかなあと思いました。フェスティバル会場でもこのゴム盤が使用されていて、記念に購入しました。 セリアにも教えてもらえました。エリックが持ってきてる時計が、旧型の「ザ・名人戦」なのにはニヤリとしました。 さて、夕方から会場に戻り、いろいろなブースを見てまわりました。すでに囲碁、チェッカー、チェス、麻雀、バックギャモン、などは今日から開始して盛り上がっています。 ところで私は会場で結構写真を撮ってしまったのですが、フランスはとても掲載に厳しい国だそうです。というわけで、大きく引き伸ばせるのは掲載許可が取れたものや、顔が隠れているショットとなります。沢山いい表情が取れたのですが、残念ながらお蔵入りです。 トラディッショナルゲームのコーナー。老若男女の隔たり無く楽しんでいます。 巨大チェスで遊ぶこどもたち。結構手頃なサイズなので、日本にもあるといいですねえ。 でも将棋ってほんと、盤面作るの大変なんですよね。駒も多いし。何度8×8だったらよかったのに〜と思ったことか。 チェストーナメントはチェス協会のお偉いさん、いかにも強豪そうなムッシュから、小学生の男の子、未就学児の女の子まで、てんでばらばら。確か9人総当たりでした。エリックとセリアも参加。 マナーも知らずに参加してしまいました。なんとなく、握手して始まり、握手して終わったのですが、よかったですかね。結果は散々でしたが、本当にいい経験になりました!今まで遠い存在だったチェスだけれども、こんなに真剣にかっこよく指してる方たちが居るんだ!と見られただけで良かった。あとこどもたちが日本の将棋の強いこどもに雰囲気がとても似ていました。最後切れ負けするか否やの戦いになったときの、大人たちの時計の押し方も日本の将棋と同じでした。 昨日まではとても不安を抱えてましたが、会場に来て、「ゲームフェスティバルは万国共通の雰囲気!」というのがわかり、すっかり安心しました。将棋が友達だから大丈夫。おもちゃ美術館などでいつもやっていることの延長のような雰囲気でした。 他のブースでは将棋の盤駒も売られていました。 手前の書籍は、フランス将棋連盟の有志の方が協力して書き上げた将棋の解説書です。 非常に力作で感動しました。

【Festival des jeux de Cannes】#2 cannes渡航記 10.3.3(1)

一夜明け、カンヌは曇り空です。 これは宿のベランダから見た風景。こじんまりした街並みの向こうに見えるのが、コート・ダジュールの海岸です。 この日はフランス将棋連盟のCheymol Ericさん(以下エリックさん)と娘さんのセリアが街を案内してくれるということでしたが、かなりの悪天候だったので会場を軽く下見→スーパーで食材日用品を買い足し→家に篭ってチェス→夕方から会場に再び行き、チェストーナメントに参加、というスケジュールでした。トーナメントはエリックが誘ってくれて、急遽乱入することに。いきなりワクワクしました! エリックとセリア。会って早々に「これ持ってきたの、あれ持ってきたの」とこんな状態に。写真は『どうぶつしょうぎ』の仏語訳のチェックをしてもらっているところ。エリックにはどうぶつしょうぎの本将棋バージョンの駒や、英語で作ったルールペーパーを見てもらい、「とれびあん!」と言ってもらえました。とてもとても優しいエリックです。 ホテルは会場のすぐ近く。ブランドショップやセレクトショップが並ぶ通りの中にあります。 今回のイベントFestival des jeux de Cannesのポスターも街のあちこちで見られました。カードやダイスとニースの海岸をモチーフにした素敵なポスターです。 雑貨屋さんでは「こけし」がブーム!?かわいくて、小さな置物こけし(銀髪)を買ってしまいました。これぞ逆輸入。 その後はスーパーに買い出し。 う〜んド迫力! 魚はムキ身で売られてるんですねえ。そういえば昔ウィーンに行ったときも、魚の売られかたに衝撃を受けたような…。 そしてお家でこんな昼食となりました。現地で買い込むのは旅の醍醐味ですよね。 ちょっと一旦ここでエントリー切ります。なかなかゲームの話に行かなくてすみません。

【Festival des jeux de Cannes】#1 cannes渡航記 10.3.2

2010.3.2〜9まで、フランスのカンヌに行ってきました。カンヌにて毎年行われている、ゲームの祭典に参加するためです。「チェス」や「チェッカー」「囲碁」などのトラディショナルゲームから、新作のドイツゲーム、こども向けのおもちゃや、最近流行りの秋葉原スタイルまで、ありとあらゆるゲームが一同に会するイベント、だそうです。ここには毎年フランス将棋連盟の方が参加していて、将棋のデモンストレーションを行っています。これまでも「将棋を世界に広める会」の皆さんや、プロ棋士が訪れたことも何度かあります(リンク参照)。 という予備知識はほとんど無いままに、とりあえず『どうぶつしょうぎ』が最近向こうでも遊ばれているらしい。そしてフランス将棋連盟のブースで遊んでもらえるらしい、ということで、無謀にも行ってきました。 海外は10年ぶりですが、これまでは観光オンリーだったので、実質これが初めての渡航らしい渡航です。フランスは一度パリに行ったことがありますが、今回のように一人で飛行機に乗るのは初めて。「一切自己責任で来てください」という冷たいどうぶつの相方の言葉にビビリつつ、久しぶりに後先考えずに行動する楽しさにワクワクしつつ、成田発11:50のANA便に乗り込みました。荷物重量は25kg。相方は45kgだったそうです。so crazy!! 少しでも不安を軽減するため、全日空を利用しました。飛行機の中は日本人ばかりです。それでも肩掛けショルダーをがっちり離さず終始緊張して眠れず。早くも時差調整に大失敗。国際線乗るのほんと久しぶりだったので、映画を4本も観てしまいました(しかも今度は愛妻家、一度劇場で観たのに…)。水曜どうでしょうclassicも観ました。ただし一本だけしかなかった。何本もあったら10時間ずっと観たかもしれん。。 私は身長147cmとかなり小柄なんですが、それでもエコノミーはきつかった。年でしょうか。シャルル・ド・ゴール空港に着いたころにはすっかり憔悴していました。当然誰も待ってません。 不安だった乗り継ぎは、写真のようにアイコンが可愛らしく教えてくれるので、分り易かった。段々と周囲から母国語が消えていきますが、いっそ日本語が全く無い方がスッキリその気になれますね。分かる材料だけ探して、「あ!なんだ分かる!」とポジティブになれる。分からないことが一部混じっている方が不安感があるような。 税関を通り過ぎるころにはすっかり「ぼんじゅーる!」を連発する人に。そうそう、ヨーロッパに来ると、挨拶が頻繁に出来るのが楽しいんです。以前も必要以上に「うぃうぃ」言いまくってました。途中ぼーっとしてたら後ろから「マダーム!!(早よ歩け)」とオッサンに怒られた以外は順調に国内線の搭乗手続きを終えました。 ここが国内線搭乗ロビー。いきなりの開放感です。夕日が鮮やかです。でも日本では深夜、まさにA級順位戦が日をまたいで終局しているあたりです。私も非常にグロッキーです。 10年前には無かった、公共無線LANでアクセスする人たち。今回私もiPhoneで火を吹かせるつもりでいたのですが、有料の手続きが必要だったようで、がっかりです。twitter依存なので、ああああああ、といった感じでぐったりしてました。順位戦の結果は遠い彼方で、何かの幻のように思えてきました。自分がここで迷子になっても、全世界的には全く支障なく動くことでしょう。もう世界広すぎ、もう把握しきれない、そんな虚しさを感じていました。 ただ、SMSメールは送受信出来たので、パリからTGVでカンヌに向かっている相方とここで連絡が取れました。夫にも無事着いたのメールをしました。SMS、海外ですと一通100円なんですが、この時の夫からの返事が「おー!」の3文字。。。。100円めいっぱい使って息子の様子を知らせて欲しかったです。。。 もうグロッキーすぎたのですが、一応記念に搭乗ロビーの自然派カフェでお茶してみました。初ユーロで買い物です。びくびく。人参サラダを食べましたが、孤独すぎました。周りは美男美女、お洒落、ビジネス、ファミリー、幸せ、そんなオーラが出まくりで、私一人浮いてます。 ここで2時間ほど待って、ニースのコート・ダジュール空港行きの飛行機に乗りました。着いたのは20:00過ぎだったので、南仏の海岸の、宝石のような夜景が空の上から見えました。これは綺麗だった。 異国は不思議なもので、空の上からでも異国だというのが良くわかります。土の色、道路の作り方、田んぼの形、何もかも違います。夜景もまた、なんと表現していいのかわからないけど、日本のものと違いました。 ニース空港からカンヌの宿へは、日本語可能な現地の業者に送迎を頼みました。高知で働いてたこともあるフランス人のおばさまでした。飲食店に勤めてて、将棋を指す男の人たちを良く見ていたとか。夜のカンヌは、すっごくサビれてて、いかにも田舎です。日本のような企業の看板や装飾が少なく、ほっとする反面、ここでほんとにイベントあるの〜?と思うぐらい静かでした。

いっぷくde 将棋入門

「いっぷくde 将棋入門」 将棋をおぼえてみたい、将棋は知っているけどもっと知りたい、 という方のための入門〜初級教室です。女性大歓迎! ギャラリー&cafeスペースでくつろぎながら、 将棋と触れ合ってみませんか? <menu> ・将棋入門講座、指導対局 ・かふぇたいむ〜いっぷくしながら将棋のおはなし ・将棋クイズ de いっぷく  などなど ☆その人それぞれの棋力、やりたいことに合わせて指導します。お気軽にお問い合わせください。 日時:毎月第二第四土曜日 10:00〜11:30(9:30ごろ開場) 場所:深川いっぷく(135-0021 東京都江東区白河3-2-15) 講師:女流棋士 藤田麻衣子 受講料:1回 2000円(お茶・お菓子つき) ※当日受付も行いますが、スペースに限りがございますので、事前に申し込みいただけるとありがたいです。 ※日程は都合により変更になる場合があります。 申し込み・お問い合わせ:info@piecodesign.jp(@を半角に変換してください) 対局では真剣に、その他のお時間はできるだけ、ゆるゆると、 肩をほぐしていただけるような講座を目指したいと思います。 将棋にまつわる雑学クイズコーナーや、将棋に関するちょっとしたお話もご紹介して、 皆さんの将棋とのかかわりをより深く、親しみをもってもらえたらと思っています。 ギャラリーの中で指導将棋。展示は毎回変わるので、雰囲気も毎回違った感じになると思います。 木の盤駒で、ホンモノの質感を味わってもらいたいなと思っています。  

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