Archives for the ‘shogi’ Category

どうぶつしょうぎcafe 閉店

おつかれさまでした〜〜〜〜〜〜!!! たくさんの人に会えて、ゆったりまったりできて、大好きな音楽も流せて、とっても楽しかったです!! って舞い上がってあっという間だったというのが実感ですが。 至らない点多々あったと思います。フォローしてくださった皆さんありがとうございました。 とりいそぎ、御礼まで。 レポートは銀杏記者の写真が届き次第アップします。 写真よろしく〜。

どうぶつしょうぎcafe 準備中

いよいよ初めての「どうぶつしょうぎcafe」まであと三日。 皆さんにお出しするおやつが決まりました! 「ご飯とおやつと暮らしの小道具」作りをテーマに活動している、二人組お菓子ユニット「イシトキト」さんのクッキーです。 →イシトキト便り 深川の中心、「門前仲町」にある「アルマスGallery」で、定期的に「図書室cafe」なども行っている……という斬新なユニットです。10,11日とイシトキトcafeがあったので、お邪魔してきたのですが、期待通りの素敵な空間でした。アルマスギャラリーを開いているデザイナーさんは自然をテーマにされているそうで、イシトキトさんも「石と木と」だし、シンプルでも暖かく、木のぬくもりが感じられる小物とお菓子があふれていました。門仲にこんな面白いギャラリーがあるんですね。 絵本を読みながらお茶できます。自家製ジンジャエール美味しかった! 手前のお菓子は「桜ぼおろ」。こちらもとっても美味しかったのですが、今回のどうぶつcafeは上の写真のお馬さんのクッキーにしました。 「どうぶつ」つながりだし、将棋は「馬」もあるから、ということでイシトキトさんも「いいですね!」と喜んでくださいました。 お馬さんがところどころに居るのは、「午年」だから、とのことでした(笑)。せっかくなのでライオンさんたちを置かせていただきました。cafe会期中、関心示してくださったお客さんもいらしたとのことで、良かったです。 またcafe用の珈琲豆は牡丹町の「cafeデザール・ピコ」さんから仕入れます。 エスプレッソマシンも用意いたしました。どうぞお楽しみに。 タコツボのインストをどうしようかなあ、と考えて、上のようなプロモーションビデオを作ってみました。スクリーンでムービーを流す予定です。 静止画像をパタパタと組み合わせて作る映像、アニメの原点ですが、やってみてとっても楽しい!!そのうち私は映像をやりだすと思いますw ネフ社の積み木のPVもカッコよくて、大人が買うほどだし、ゲームにもPVがあってもいいだろう!と思います。 あとは当日のコマゴマとした準備が残っています。流す音楽のセットリストも決めなきゃ。 ゆる〜い感じで楽しみたい方、なんだかわからないけど巻き込まれたい方、是非是非いらしてください。 おまけ・木製タコツボの裏が、シャンチーの駒!こんなもの見つけました。しかもこれ、とっても素敵な彫駒で、なんと宮松影水作なんですって!!!

どうぶつしょうぎトーナメント in LA

先日カンヌに行ったときのお話が記事なりました。 大人気「どうぶつしょうぎ」海外でも大ウケ(社会) ― スポニチ Sponichi Annex 共同通信さんが配信してくださったおかげで、新潟日報(4/9夕刊)、山陽新聞(4/9夕刊)にも掲載されたようです。 新潟日報は社会面のトップ!四コマ漫画のお隣り! ありがとうございました。 さてそんな中、昨日知人からこんな写真が送られてきました。ロサンゼルスの知人が開いたパーティの中で、どうぶつしょうぎの大会をしてくださったそうです。こどもたちが興味を持ってくれている様子がよく伝わってきます。西海岸のおひさまの下で、ライオンくんたちも気持ちよさそう。 photo by Adachi Motohisa ”どうぶつしょうぎトーナメントin LA” 子供だけのトーナメント、全部で28人くらい参加でした。 強い子は強い!ChessClubにはいっている1年生の男の子が勝ちました。 お土産にあげたどうぶつしょうぎも大好評でした。 私の友達の子供は、ComputerGameにはまりっきりで親が困っていたんだけ ど、やっと、それ以外で集中して遊べるものができた。と喜んでいたよ。こういう子 が上手になるんでしょうね。楽しかったです。(お手紙より) 素敵な写真とレポート、どうもありがとうございました!

40年前のコンピュータ・チェス

コンピュータ将棋が今秋清水市代女流王位と対戦することが話題になっています。 →情報処理学会が日本将棋連盟に「コンピュータ将棋」で挑戦状(社団法人情報処理学会) たまたま先日、コンピュータ将棋に関する昔の記事のコピーを東公平さんからいただいたのでご紹介します。最近はネット中継を見るのにGPS将棋のtwitterのつぶやきがないとさみしく感じるほど、コンピュータ将棋にはまっている私ですが、コンピュータ将棋ファンから見ても、今回の対戦で初めて興味持った方から見ても、とても興味深い1967年の記事、朝日新聞の特ダネだったそうです。 電子計算機で詰め将棋 アマ初段の腕前 電子計算機に、将棋をさせたらどうなるか。このたのしい難問に取り組んだ若い技術者のグループが、最近一つの結論に達した。「将棋をささせるのはむずかしいが、詰め将棋なら解かせることができる」。 このグループは日立製作所日立研究所員の越智利夫、亀井達弥、日立工場の内ヶ崎儀一郎さんの三人。越智さんが将棋初段、亀井さんが囲碁五段、内ヶ崎さんが連珠四段の腕前。国産HITAC5020E型の最新機を使い、まずコマの動き方、二歩はいけないなどのルールを教え、与えられた問題を座標にして吹き込んだ。 ある問題など、加藤一二三八段が60秒、機械が90秒と、プロ高段者なみの早さで解いたそうだ。加藤八段の判定では、現在電子計算機の腕前は詰め将棋に関してアマチュア初段という。 図(※写真)の詰め将棋、正解は8四金、9二玉、8三金、同玉、7三角引成、9三玉、9四銀、9二玉、8三銀成、8一玉、8二馬までの十一手詰め。計算機はこれを7、8秒で解いた。 この研究を発展させて行くと、いずれは人間より強い機械が出現し、プロ棋士は廃業ということになりはしないか。 「いや、それはとうてい無理。詰め将棋は王手の連続という制限があるので、どうにかやれるが、なにしろ教えた瞬間のことしかできないのだから、初めからさすには、膨大な資料を教えこまなければならない。将棋や碁は、その点複雑すぎる」というのが越智さんらの結論である。 三人はこれからチェスをさせる研究にとりかかる。すでにアメリカとソビエトで、計算機同士がチェスの対戦をしているが「この勝者を負かしたら痛快だろうな」という。  (朝日新聞 昭和42年7月4日より) 臨場感あるいい記事です。詰め将棋もいい題材。囲碁将棋連珠のチームが組んだ、というのも興味深いですね。越智さんたちにとって、今の状況はどう映るのでしょう。見えない未来を想像して動く研究者はいつの時代も尊いと思います。 次にコンピュータチェスが日本で初めて人間と対局した記事をご紹介します。こちらも長いですけど、素晴らしい記事なのでぜひ読んでみてください。コンピュータ将棋に通じるものがはっきりと書かれています。コンピュータの専門誌に掲載されたようです。 CDC6600システムと対戦して 東公平 「コンピュータとチェスの対局をしてみないか」という話があったとき、私は美しい女性と逢ったときと同じような衝撃を胸に受けまして、大喜びで引受ました。 チェスは私にとって道楽のひとつに過ぎないのですけれども、生来の物好きが災いしてかなり深入りしており、洋書を何百冊も買い込みながらちっとも読まなかったり、自費でヨーロッパなどへ試合に出かけたりするので、最近は家計にひびきます。早くやめてマジメに本職に打ち込もう、と決心は何度も致しますが、今度のように新奇な話が持ちあがりますと、どう仕様もなく心が騒ぎ、万障繰合わせてしまいます。 コンピュータのチェスに関しても多少の予備知識がありましたから、まず絶対に負けることはないと思いました。で、国際親善のために日本チェス協会の女性会員をつれて、晴海のコンピュータ・ショー会場へ、ぶっつけ本番で出かけました。 CDC6600なる”超大型選手”に対し、まず中川笑子さんが挑戦。同時にいくつもの仕事をしていた故でしょうが、”彼”は意外に着手決定がおそい。約30分たって優劣が不明なので一応、ドローということで中断し、私が第二局を挑みました。持ち時間各10分と制限して始めたところ、途中で”彼”の方が時間切れになり私の勝ち。内容は互いに不出来。したがって”彼”の実力も見極めが困難でした。 第3局、強豪・松本康司氏が挑戦。氏は意識的に『静かなゲーム』つまり、変化の枝の少ない形を採用しました。すると俄然、”彼”は好調になり、早指しでみごとな中盤戦を展開したのです。係の人がプログラムに多少手を加えたのだそうですが、この辺でようやく”彼”の棋力がわかってきました。結果はドローになりましたが、対中川戦と違って、理論的に絶対勝負のつかない形に持込まれたのですから、少し見直しました。このプログラムはアメリカでの最高級ではなく、きっと客と勝ったり負けたりするショー向きのものなのでしょう。次の機会にはもっと手ごわいのが来日すると思われます。 第3局での実験から、私は技術的に面白いことを考えたので、特に閉会後居残らせて頂いて、再度戦ってみました。時間制限ははずしました。『ダニッシュ・ギャンビット』と名のある猛烈な速攻形で”彼”の受けの力倆(※原文ママ)を試しにかかりました。いわば高水準の『ハメ手』なのですが、”彼”は長考につぐ長考で、立派に二枚腰の受けを案出し、抵抗してきます。 しかし人間代表の悪知恵は、真正直な”彼”の弱点をとらえて徐々にキングを追い込み、どうしても防ぎようのない形になりました。図が私の22手目、ナイトをd6へ進めた局面です。 “彼”はここで油汗を流した…かどうか係の人にたずねてみなかったのでわかりませんが、10分ほど考えたあげく、絶望であることを納得したのでしょう。d筋ポーンを前進させ、私がクインをf7へ動かしてチェックメイトにしますと、英語で「楽しかった。ありがとう」と、シャレた投了のあいさつを送ってきました。 チェスの生命は無限といえるでしょう。ざっと、10の120乗通りの変化があるといいますから、CDCの”超大型選手諸君”にとっても、成長のための、有益な頭脳鍛錬法であろうと推察致します。十数年前から、米ソ両国でコンピュータ同士の試合などを織込みつつ、かなり強力に研究が進められておりますし、日本でも間もなく成功するでしょう。ことさらにこういった試みを毛嫌いする人もあるようですが、”彼”にとっても、ゲームは道楽に過ぎず、真の目的はさらに有益な使途を見出すことであると聞いておりますので、私は”彼”のリターン・マッチ申込みを心待ちにしております。(朝日新聞将棋観戦記者・元日本チャンピオン) (CONTROL DATAニュース第78号 1970年11月1日 (5)面記事より) とてもいい時代だなと思います。新しいことにワクワクする気持ち、まだ見ぬ世界。現代にどれほど残っているんでしょうか。うらやましく、まぶしいです。

【FESTIVAL DES JEUX DE CANNES】#4 CANNES渡航記 10.3.4

さてさてようやく本番です。 開始は13時ですが、夜が明ける頃からシール貼りなどして準備してました。 初日ということで着物を着ました。ホテルから出ると「オハヨウゴザイマス!」と声かけてくれた人が。 でも基本、この国はお互い好きにやったらいいのさ、のスタンスなのでしょう(想像)、変に物珍しがることなく、淡々と接してくれます。 とっても居心地いいです。 会場に着くとフランス将棋連盟の方々がすでに多面指しのフル稼働。地元の学校がグループで見学に訪れていました。挨拶もそこそこに、私たちは設営!!そちらは普及!!あ・うんの呼吸?で黙々と向きあいます。なんだ、いつものイベントと変わらないじゃん、と早くも思いました。安心感があるんですね。この人たちにまかせておけば大丈夫、という。 写真のように、どうぶつしょうぎを現地の方も熱心に勧めてくれて、こどもたちも興味津々です。日本と違うのは、何人かの組で来て、こどもたちだけでワイワイと最初から遊んでくれること。こちらが「指導しますよ」と手を出さなくても、自主的に「これはどういう動きかな?」と取り組んでくれるんです。 どうぶつしょうぎ一回だけで、早くも「この大きい方をやりたい!」と挑戦してくれました。 9×9でも、全然教えなくてもどんどんやってくれます。 駒をどうぶつ化したのは、最初にこちらの本将棋版が先でした。でも盤駒が大きすぎて手作りしにくいことや、中身が将棋のままなので、やっぱり難しくて教えにくい、ということで、北尾まどかさんが考えた3×4のどうぶつしょうぎのルールと合わせて、初めて日本では普及の効果が出ました。 どうぶつ駒は見た目かわいいけど、実際のところ普及にはどうなんだろう?やっぱり伝統のものではないから抵抗ある人も多いかなあと思っていたところ、このフランス行きの話があり、「漢字に馴染みのない海外では、役に立つんじゃないか」と思い試作品を作ることにしました。やっぱりモノがあれば、実際反応がわかりますしね。 この男の子はチェスのレーティング2000?ぐらいあって、昨日のトーナメントにも出ていました。将棋に興味を持ってくれて、毎日通い詰めてくれたんです。とってもセンスが良くて、良く考えて、目がキラキラしていて。「ああ将棋好きになってくれてるんだなあ」という過程が彼の姿からひしひし伝わってきました。写真で見ると最初はこのどうぶつ駒からスタートしたんです。最終日にはどうなっていたか、、レポートをお楽しみに。 どうぶつしょうぎといい、この駒といい、ごくごく自然に異国のイベントに溶け込んでいる姿を見て、「プサン!」(ひよこ)「ジラフ!」(きりん)と、当初想像もしていなかった言葉が交わされているのを見て、ほんとにこみ上げるものがありました。「I’m so happy!」とエリックに言ったら、「そうか!」と深く頷いてくれました(笑)。ライオンくんもうれしはずかし、ちょっとほこらしそうに私の目にうつりました。 さてここで今回のお仲間たちをご紹介。 左がフレデリック、右がニコルです。二人は、暇さえあれば「どうぶつしょうぎ」を指していました。もちろん将棋の普及の方もフル稼働で、気配り全開。でも合間を見つけると、自分たちも楽しんじゃうんです。聞けば、朝も、夕飯時も、やってたとのこと。まるで社団戦後にも延々将棋指してるアマ強豪みたい、と思いました。 その甲斐あって、日一日とコツをつかんだみたいで、特にフレデリックはどうぶつしょうぎとっても強かったです。将棋もアマ三段。 フランスの方たちは、とっても親日的。「どうぶつしょうぎ」のこともよく調べてくれてるみたいで、ちゃんとみんな「どうぶつしょうぎ」と発音しています。またフランスではじゃんけんのことを「ひふみ」とか「Un Deux Trois(あん・どぅ・とろぁ)」と言うようですが、「じゃーんけーんぽん」と言ってたのが右のニコル。とってもやさしいニコルは、負けても負けてもニコニコと挑んでいてかわいかった!ニコルは日本大使館で将棋を覚えたそうです(何かのイベントがあったようです)。 こちらはジル。ジルとは駒落ちで将棋をさしました。とってもやさしいエピソードはまた後日のレポにて。 ジルと指しているのは天竺将棋を研究されている方で、将棋の駒をあるだけ欲しい、天竺将棋にして遊ぶから、と言ってました。世界のマニアはスケールが違います。 彼が今回私たちの通訳をつとめてくれたセバスチャンです。「将棋を世界に広める会」がフランスに「どうぶつしょうぎ」を1カートン送ってくださり、そのお礼として彼を派遣してくださいました。ほんとに大活躍してくださって、感謝感謝です。 セバスチャンはまだ若いのですが、今はドイツに渡り日本語の翻訳の仕事をしています。高校のときに栃木にホームステイしていたことがあり、大学は東京外国語大学、ネイティブ100%といってもいいぐらいの日本語力です。ちょっとした小ネタや、笑いのツボなどが、どう考えても日本人に見えました。「ひょっとしてお笑い好きですか?」と聞いたら「レッドカーペット系の一発ネタよりアンジャッシュとかが好きですね」という答えで、おねえさんの好感度はますます上がりましたね。「みんみんより正嗣派ですね」とか「好きな音楽は矢野顕子の「ごはんができたよ」とか東京事変です」ということで、何と言うか「それは話が早いですね(ニヤリ)」という感じです。心の中でお友達認定。 セバスチャンも仕事を待っているのではなく、自分から率先してインストしています。最初この人が通訳と気づかないほど働いてました。で、遠くで私たちが困っていると、何故か空気を察して飛んできてくれます。 みんな誰に頼まれたわけでもなく、率先して「将棋」と「どうぶつしょうぎ」をどんどんどんどん教えてて、本当にすごいと思いました。彼らの姿勢は日本に連れてきても貴重で、即戦力になることだろうと。 そして、一日が終わる頃には、さっきはじめて覚えた人が今度は別の人に教えていくという光景が見られるのでした。 ゲームフェスティバルは伝統ゲームの他にも、メーカーのおもちゃや新作ゲームのコーナーがあります。小さなこどもとお母さんが対等にゲームで遊んでいる姿がよく見られました。 こちらがテーブルサッカー。おもちゃ美術館と変わらないなあ、なんて思ったり。 ギガミックの「QUARTO!」。大きいバージョンはかわいいー!でもおもちゃ美術館にはこれよりもっと大きいサイズがあります。日本でも売ってますが、現地の方が安いので買ってしまいました。 同じくギガミックの「マラケッシュ」。 ところでマラケッシュもノミネートされていた、日本ボードゲーム大賞ゆうもあ賞を「どうぶつしょうぎ」が受賞しました。とても光栄です。 http://www.u-more.com/project/jbp2009/u2009.jsp これは何のゲームかなあ?知らないものがいっぱいあったけど、でもどれも意匠が素敵なんです。手に取ってやってみたくなるって大事だと思いました。 数独はフランスでも超メジャーでした。 HABA社のブース。よちよち歩きの子もたくさん来ていました。 でもなんといってもマダムですよ!!こんなに真剣に、お洒落なマダムがチェッカーや麻雀をやってるなんて、いい国だなあと思いました。 日本で高齢の女性二人連れで、ゲームに参加ってあんまりないような・・?どうぶつしょうぎや将棋もいっぱいやってくれましたよ、マダム二人組。 まどかさんはバックギャモンでもお友達を作ってるようでした。ゲームが出来ると沢山交流出来てうらやましいですね。 20:00閉会。フランスの夜はここから。遅くて長いです。日本で言うと、夕方から早朝5時ぐらいまでイベントやってたような感じなので、オールナイトでクラブで遊んでいるような感じでしょうか(笑)。大変にグロッキーだったので、一人でホテルで眠りました。まどかさんはカンヌのゲーム大賞授賞パーティに行きました。ニコル達はパンケーキ屋でどうぶつしょうぎに明け暮れていたそうです。 イベントはあと3日続きます。

法律相談センター将棋フェスタ「棋士×弁護士 読みくらべ」

将棋イベントのチラシとポスターのお仕事をしました。弁護士と棋士のコラボイベントというのは珍しく、想像つかないだけにワクワクして作りました。 弁護士さんというのは「人」や「社会」が相手のお仕事。一応「法律」という理屈はあっても、時代や環境によってもルールは変えられていくわけで、最終的にはその時々の「人」のためだったり、「未来」を見据えて着手するのかな、と想像します。 将棋もまた、理屈のゲームのようで、相手ありきのゲーム。なかなか自分の描く通りにはいかないところが似ているのかも?? あまり私は政治的なことは話したり書いたりしないのですが、実はある制度については非常に感心を寄せていて、新聞記事や判決文は熟読しています。素人の印象では、社会を相手にする仕事は「正解」が無い。判決を出したから救われるというわけでもなく、答えの見えない中でお仕事されている方々は大変だなと、いつも思っています。それだけに尊いのですが。将棋は「答え」に向かう道筋は自分らしく選択できますが、はっきりとした「答え=詰み、勝ち」もあって、万人共通に受け止められる。曖昧なところとハッキリしているところのバランスがほどよく、自分に合ってました。 ちょっと話は脱線しましたが、今回のイベント、二つの異なる立場から「読み」に焦点を当てた着眼が面白いと思います。 長年将棋界に居て、なかなかこういう異業種との交流イベントはなかったので、とても新鮮で楽しみです。どうしても外の世界に行くと「将棋の先生」として迎え入れられ、それはとても有り難いことなのですが、このように対等の立場で盛り上げられるイベントって貴重だと思います。 当日はweb中継もこちらで行われるということです。トークショーやクイズが特に楽しみです。 http://yomi-kurabe.jugem.jp/

5 / 7« 先頭...34567