法律相談センター将棋フェスタ「棋士×弁護士 読みくらべ」

将棋イベントのチラシとポスターのお仕事をしました。弁護士と棋士のコラボイベントというのは珍しく、想像つかないだけにワクワクして作りました。

弁護士さんというのは「人」や「社会」が相手のお仕事。一応「法律」という理屈はあっても、時代や環境によってもルールは変えられていくわけで、最終的にはその時々の「人」のためだったり、「未来」を見据えて着手するのかな、と想像します。

将棋もまた、理屈のゲームのようで、相手ありきのゲーム。なかなか自分の描く通りにはいかないところが似ているのかも??

 



あまり私は政治的なことは話したり書いたりしないのですが、実はある制度については非常に感心を寄せていて、新聞記事や判決文は熟読しています。素人の印象では、社会を相手にする仕事は「正解」が無い。判決を出したから救われるというわけでもなく、答えの見えない中でお仕事されている方々は大変だなと、いつも思っています。それだけに尊いのですが。将棋は「答え」に向かう道筋は自分らしく選択できますが、はっきりとした「答え=詰み、勝ち」もあって、万人共通に受け止められる。曖昧なところとハッキリしているところのバランスがほどよく、自分に合ってました。

ちょっと話は脱線しましたが、今回のイベント、二つの異なる立場から「読み」に焦点を当てた着眼が面白いと思います。

長年将棋界に居て、なかなかこういう異業種との交流イベントはなかったので、とても新鮮で楽しみです。どうしても外の世界に行くと「将棋の先生」として迎え入れられ、それはとても有り難いことなのですが、このように対等の立場で盛り上げられるイベントって貴重だと思います。

当日はweb中継もこちらで行われるということです。トークショーやクイズが特に楽しみです。 http://yomi-kurabe.jugem.jp/

 

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Spring!

 



 



今年度もはりきっていきましょう。

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ありがとうございました

現役最後の対局が公開対局、実際に経験してみて、なんて素晴らしい経験が出来たんだろうとしみじみ思いました。

たくさんの方に見てもらえた、私は本当に幸せ者だと思います!

http://www.joshi-shogi.com/1day/34_keyaki/

今日は本当に自然体で集中できて、自分らしい指し手ができたと思います。今までのことが全部ふっとぶぐらい、今日一日が一番の思い出となりました。

愛知から、仙台から、遠いところからも来てくださいました。沢山の方にお会い出来て嬉しかったです。そうそう、大学の先輩も!詰将棋コーナーのお手伝いしてくださいました。「しばらく将棋を辞めてたけど、日めくり詰め将棋カレンダーに出会ってまた復活した。将棋を地域で教えたい」という方ともお話できました。

観戦してくださったみなさん、スタッフの方々、スポンサーの方々、ありがとうございました。

また、これまでのこと全部、ありがとうございました!!

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2010.3.22 第3回武蔵の国府中けやきカップ

 



3/22(祝)は1dayトーナメント「第三回武蔵の国府中けやきカップ」に出場します。

現役最後の対局となります。扇子模様の付け下げの着物と、母の友人からいただいた袴を着ようと思います。

LPSAのホームページにいくとわかりますが、協賛社の数がすごい!!

一年目から地元府中の中倉姉妹が手作りで運営、営業し続けてきた素晴らしいイベントです。

けやきの営業って、ほんと半年前ぐらいから始まってるんですよね(もっと前だったらすみません)。

ものすごく準備に丁寧に時間をかけてます。

私は実は今回が初めての参加で、公開対局ということもあってとても楽しみにしています。

いつかラジオを聴いていたときに、府中市が都内の住みやすい町一位に選ばれた、とニュースで流れていました。

よく彰子邸にお邪魔していたのですが、確かにとても緑が多く、ゆったりとして子育てには最高な町だなあと思いました。

けやきカップは商店街とコラボしたり、また大國魂神社で行われる節分祭に、中倉姉妹が”豆まき”で参加して宣伝したりと、楽しい趣向が行われているのも、地元のよい雰囲気のたまものではないかと思います。

今回のチラシ、サブイベントの『松本博文写真展』をフューチャーしたくて、フィルム(映像)をモチーフにして作ってみました。お時間ありましたらぜひお越し下さい。

 



 

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2010.4.17(sat) どうぶつしょうぎcafe vol.1『with タコツボ』@深川東京モダン館

  



どうぶつしょうぎcafe  vol.1『どうぶつしょうぎ with タコツボ』

『2010.4.17(sat) open 14:00   close 16:00

深川東京モダン館(東京メトロ東西線門前仲町駅下車徒歩2分)

charge  1500yen with1drink+1sweets(深川名物)

おみやげ:紙製タコツボセット(1995 vintage)

※小学生以下無料   ※チラ見、通りすがり無料』

深川スイーツでまったりくつろぎながら、ゲームを楽しみませんか?

お気に入りのcafe用食器、cafe用音楽もご用意しております!

深川東京モダン館は昨年オープンしたばかりの、お洒落な江東区観光案内所。

下町ならではの伝統工芸や、あたらしいアーティストの活動を紹介してくださっています。

2階は普段はギャラリー&カフェスペースになってまして、こんな素敵な場所でイベントできたらいいなと思っていました。

  



タコツボは10年以上前に、深川在住の東公平さんが開発・イラストデザインを手がけた

「チェス」や「チェッカー」「将棋」の要素を盛り込んだ楽しいゲームです。

これらの、奥が深いけれどむずかしいゲームを広めるために、かわいい海の生き物が活躍します。

どうぶつしょうぎもまた、「将棋」をこどもたちに広めるために考えられたゲームです。

どちらのゲームも簡単そうに見えて、奥が深く、ダイナミックでスリリングな、考える楽しさが味わえます。

生まれた理由がそっくりな二つのゲーム。

おにいさんタコさん達と、まだ生まれたばかりのどうぶつさん、

一緒にイベントできてうれしいな、と思ってます。

◎タコツボってなに???と思ったかた

◎スイーツでまったりできればそれでよし、というかた

◎なんでもいいからどうぶつしょうぎやりたい!!というかた

◎いろいろ詰め込んで、企画大丈夫?と心配になったかた

どなたも大歓迎です。ぜひごゆるりとお越し下さい。

#申込み制ではありませんが、設営の都合上事前にご一報いただけると大変ありがたいです。info@piecodesign.jp

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【Festival des jeux de Cannes】#3 cannes渡航記 10.3.3(2)



午後は宿でエリックにチェスを教えてもらいました。もう感激です。普段はマンション内のゲーム会でちょこっと駒を動かす(指す、というより文字通り動かしてるだけ!!)ぐらい、あとiPhoneアプリでやるぐらい(飛行機の中でもやってた。Deep Greenを愛用)。人と指す機会がなかなかないんです。おまけに「クイーン強すぎるし」「桂馬八方睨みこまるし」「角2枚とか訳わかんないし」なんて文句垂れて全然上達しません。も一ついわせてもらうと、ポーンの働かせ方が歩と全然違って、コツが未だにわかりません!

そんな私ですが、やっぱりキチンと真面目に指すと嬉しいもんですねえ。将棋でも、強い人の空気を肌で感じるのが、初心者にはとてもいい発奮材料になるんだなとわかりました。あとやっぱりコンピュータより人と指すのは楽しい!

写真の盤、なんとゴム盤なんです。裏地も柔らかくて、とっても素敵。日本の将棋のゴム盤もこんな素材で出来ないかなあと思いました。フェスティバル会場でもこのゴム盤が使用されていて、記念に購入しました。

 



セリアにも教えてもらえました。エリックが持ってきてる時計が、旧型の「ザ・名人戦」なのにはニヤリとしました。

さて、夕方から会場に戻り、いろいろなブースを見てまわりました。すでに囲碁、チェッカー、チェス、麻雀、バックギャモン、などは今日から開始して盛り上がっています。

ところで私は会場で結構写真を撮ってしまったのですが、フランスはとても掲載に厳しい国だそうです。というわけで、大きく引き伸ばせるのは掲載許可が取れたものや、顔が隠れているショットとなります。沢山いい表情が取れたのですが、残念ながらお蔵入りです。

 



 



 



トラディッショナルゲームのコーナー。老若男女の隔たり無く楽しんでいます。

 



巨大チェスで遊ぶこどもたち。結構手頃なサイズなので、日本にもあるといいですねえ。

でも将棋ってほんと、盤面作るの大変なんですよね。駒も多いし。何度8×8だったらよかったのに〜と思ったことか。

 



チェストーナメントはチェス協会のお偉いさん、いかにも強豪そうなムッシュから、小学生の男の子、未就学児の女の子まで、てんでばらばら。確か9人総当たりでした。エリックとセリアも参加。

 



マナーも知らずに参加してしまいました。なんとなく、握手して始まり、握手して終わったのですが、よかったですかね。結果は散々でしたが、本当にいい経験になりました!今まで遠い存在だったチェスだけれども、こんなに真剣にかっこよく指してる方たちが居るんだ!と見られただけで良かった。あとこどもたちが日本の将棋の強いこどもに雰囲気がとても似ていました。最後切れ負けするか否やの戦いになったときの、大人たちの時計の押し方も日本の将棋と同じでした。

昨日まではとても不安を抱えてましたが、会場に来て、「ゲームフェスティバルは万国共通の雰囲気!」というのがわかり、すっかり安心しました。将棋が友達だから大丈夫。おもちゃ美術館などでいつもやっていることの延長のような雰囲気でした。

 



他のブースでは将棋の盤駒も売られていました。

手前の書籍は、フランス将棋連盟の有志の方が協力して書き上げた将棋の解説書です。

非常に力作で感動しました。

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