オトナの社会科見学〜印刷工場に行ってきました!#1
火曜日, 1 11月 2011
10/28にライターの古田靖さん(@tekigi)やデザイナーの方々たちと「オトナの社会科見学ツアー」に行ってきました。
憧れの、印刷工場です!!きゃ〜〜☆
すみません、たぶん一人だけミーハーノリでした。
日頃から、いっそのこと家に印刷機が欲しい!!自分で特色作りますから!!と思っている私にとっては
右見ても左見ても萌えポイントばかりなんです……。
CくんMくんYくんKくん登場!!!
印刷工場は以前「するところ」という墨田区の印刷所兼アートスペース(閉鎖になっちゃった・涙)で「ぼくとわたしのしょうぎ」を行った時に見学させていただいたことがあったのですが、今回おじゃまさせていただいた「精興社」さんの朝霞工場はすごく大きくて歴史のある、本格的な工場でした。
主に絵本を印刷されている現場ということもあって、発色へのこだわり、緻密な仕事ぶりはすごかったです。機械の音しか聞こえない現場なのに、皆さんの集中する姿にものすごい熱気を感じました。こんな職場で働きたいなあ…。
原本(精興社さんでは全て初版本を参照するそうです)との発色の違いを調べているところ。手前のデジタル数値はCMYKの細かい設定のようです。ちなみに、右と左の区別つきますか?右が若干赤が強い気もしますが…私なんか色校でこれ見てもきっとスルーしてると思います。「これはダメだね」とばかりにすぐやり直ししてたのみて、ここまでやらないと自分もだめだなと思いました。
網点の一個一個も逃さんという気迫でした。
流れ作業のように見える「刷り」の部分も、人の手を入れつつ一枚一枚くっつかないか、ズレがないかを細かく確認しています。一瞬足りとも気が抜けない空気を感じました。
本紙に刷る前に、色の出方が落ち着くまで、このように過去に使った紙に何度でも繰り返し試し刷りをしています。これを「ヤレ」と呼ぶそうです。今回わたしはこの「ヤレ」萌えになってしまい、ヤレの写真ばっか撮ってました。というか欲しいです。色んなデザインが重なりあって、なんとも言えない面白みがありました。色校正の折らない紙も捨てられないんですよねえ。ヤレが手に入ったら壁に飾りたい…。
CMYKをポンプで組み上げてるところ。キタ――(゚∀゚)――!!とばかりに撮影するわたしに他の人達苦笑していたような…?
ちょっとこれなんですか!!特色ですか!!!残骸にシャッターを切りまくる私に「会社としてはちょっと恥ずかしいんですけど・・笑」。すみません!!萌えてごめんなさい!!!というか一個欲しかった。
こちらはPPをかける現場です。PPの機械じゃなくてヤレを載せてるし。長くなったので、ハイライトでもある特色の調合現場は別エントリーに。